ラグビー日本チームの日本刀の展示の仕方に思う の変更点

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 ワールドカップはラグビーだけではないが、特にラグビーが日本中を騒がせている。 日本チームのジョセフ・ヘッドコーチは、自身だけでなく、外国人も含んだチーム構成を配慮してか、日本チームの結束や戦う意識高揚のために、ミーティング室に甲冑を展示しており、最優秀選手賞として名前が印字された日本刀のレプリカが贈られるそうだ。 それ自体は非常に歓迎すべきことだが、その報道をテレビで拝見したときに違和感を覚えた。

 レプリカかもしれないが日本刀の飾り方が、切れる刃の部分を下にして横向きに展示してあったような気がし、名前もその状態で横書きしてあったが、これは上下が逆ではないか。 レプリカだとはいえ、それなりの専門家が作成しているので、間違えることは考えにくく、投稿者の勘違いだとは思うが、非常に気になった。

 もしかしたら、いわゆる日本刀ではなく、太刀だったのかもしれないが、甲冑やラストサムライからのイメージでは太刀ということは考えにくい。 せっかくの日本理解において、画竜点睛を欠くようなことがあってはならない。

主な参考:
- [[ジョセフ日本が侍魂 合宿部屋に甲冑「戦う意識を」>https://www.nikkansports.com/sports/rugby/news/201906160000160.html]]
- [[日本刀の置き方には決まりごとがある>https://nihontoukaitori-hikaku.info/column/okikata/]]

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―2019.10.8―